make_NaE: 複数の多視点画像をレンキュラーや視差バリアの多視点表示ディスプレイ用に合成します。 ・動画用連番フレームを作成できます。 ・縦横のリサイズできます。 ・なんと、コマンドライン(Macならターミナル)専用です。 パラメータなしで make_NaE のみ実行すると、簡単なヘルプを表示。 読み込む多視点画像のファイル名は、以下のフォーマットに従っている必要があります。 basename + フレームナンバー5桁 + アンダースコア + 視点数 + 拡張子 basename - 任意の文字列。日本語(2バイト文字)はやめたほうがいいでしょう。(試してないや) フレームナンバー5桁 - 空いてる桁は0で埋める 視点数 - 0から始まる連番、こっちは0で埋める必要はない。(埋めたら駄目かも)(試してないや) 拡張子 - pngかjpgが読めます。他は読めません。 フレームナンバーが「1」で、5視点ならば test00001_0.png test00001_1.png test00001_2.png test00001_3.png test00001_4.png こうなる。 1フレームを合成するには、これが1セットになります。 処理対象の連番ファイルの条件は、 ・縦横はすべて同じサイズであること ・視点は全フレーム同じ数であること ・pngかjpgであること です。 実行パラメータには最低限basenameの指定が必要です。 カレントフォルダを多視点画像の置いてあるフォルダに移動して windows: >cd C:/blender_multi Mac: $cd ~/blender_multi basenameと NaE_calib で得られたパラメータを入力して実行すると多視点画像を合成して、 merged フォルダを作成してその中に合成画像を保存します。 NaE_calibで得られたパラメータが slant XD: 123 slant YD: 456 pitch: 7.89 で、上の5視点ファイルの場合、 windows: >make_NaE test -x 123 -y 456 -pitch 7.89 -start 1 Mac: $make_NaE test -x 123 -y 456 -pitch 7.89 -start 1 (実行ファイルの場所にパスが通っている場合です。) で処理されます。 -x NaE_calibのXD: -y NaE_calibのYD -pitch NaE_calibのpitch: -start 処理を開始するフレームナンバー。省略すると0から始まる。 -framenum 処理するフレーム数。(終了フレームではない) フレーム100から100フレーム処理するならば >make_NaE test -x 123 -y 456 -pitch 7.89 -start 100 -framenum 100 (以下Mac略) フレーム0から100フレーム処理するならば("-start"いらない) >make_NaE test -x 123 -y 456 -pitch 7.89 -framenum 100 フレーム0から、フレーム連番の続くかぎり処理 >make_NaE test -x 123 -y 456 -pitch 7.89 以下、いろいろ: フレーム69から1フレームだけ640x480にリサイズするならば >make_NaE test -x 123 -y 456 -pitch 7.89 -start 69 -framenum 1 -w 640 -h 480 レンズの傾きが11時方向の場合でフレームナンバー0から処理 >make_NaE test -x 123 -y 456 -pitch 7.89 -mirror 視点数を逆順に処理(立体の手前と奥の見えかたが逆になります) >make_NaE test -x 123 -y 456 -pitch 7.89 -reverse 暗くする >make_NaE test -x 123 -y 456 -pitch 7.89 -value 0.5 明るくする >make_NaE test -x 123 -y 456 -pitch 7.89 -value 2.0 RGB並びフォーマットで保存(mplayer mod再生用) >make_NaE test -x 123 -y 456 -pitch 7.89 -rgb ・mergeRGBフォルダに保存されます。 合成窓を表示しない"-stealth"、処理が終わったらキー入力を待たずに即終了"-nowait" >make_NaE test -x 123 -y 456 -pitch 7.89 -stealth -nowait たのしいよ >make_NaE test -x 123 -y 456 -pitch 7.89 -fun jpegで保存 >make_NaE test -x 123 -y 456 -pitch 7.89 -fun ・なんとなく付けてしまいましたが、非可逆圧縮で保存するのはよろしくないです。気が向いたら試してみましょう。